十三参りとは何かの簡単な説明やいつかや着物の選び方を解説

十三参りとは何か

行事の意味について

虚空蔵菩薩は福徳と知恵を授ける仏様。十三参りは「智恵詣で」、あるいは「智恵もらい」と呼ばれ、最近では男の子の行事にもなっています。

陰暦の3月13日、現在の4月13日に、数え年13歳になった男女がお参りします。

行事の由来について

十三参りは、初潮を迎えるころの女の子に対し、大人としての自覚を促すとともに、これからの無事を祈る意味で始まった行事です。

また、この年が女性の最初の厄年になることから、厄落としの意味もあったようです。

現在では、数え年の13歳は中学受験の準備期にあたり、合格祈願を兼ねたものになっています。

参拝のマナーについて

親子そろって参拝し、「知」「美」「合格祈願」などと子どもが自分で書いたものと13品のお菓子を供え、祈祷してもらいます。

帰り道にうしろを振り向くと授かった知恵を落とすといわれていることから、けっして振り返らないのが習わしです。

お布施の相場とご祝儀袋の書き方について

祈祷のお礼は3~5千円が目安ですが、寺社に規定があればそれに従うようにします。

お礼の表書きは「御供」「御経料」「御布施」などとします。

参拝の服装について

☆女の子の服装

女の子には母方の実家が本裁ち中振袖を贈るのがしきたりです。小振袖でも構いません。

いずれも肩揚げ、腰揚げしておき、成人式にも着られるようにします。

制服や、ややフォーマルな洋服でもよいでしょう。

☆男の子の服装

男の子は紋付羽織に袴が基本ですが、制服や、ややフォーマルな洋服でもよいでしょう。

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